大原孝治氏のプロフィールをご存知でしょうか

大手ディスカウントストア、ドンキホーテを経営する大原孝治氏のプロフィールをご存知でしょうか。現在では代表取締役社長という責任ある立場に就いた大原氏ですが、実は現場からの叩き上げの社長という経歴を持っています。現場で働いているのと同じような感覚を持ち続けることが重要だということをこれまでの経験から理解しているので、それぞれの店舗を任されている店長との意思疎通を欠かしていません。現場からは小売業における課題を具体的に挙げてもらえるので、それを改善すべきことが代表取締役としての職務だと考えています。
少子高齢化が進んでいることもあり、優秀な人材を雇用することが難しいという声が現場から寄せられています。人材が少なくなると、消費者に満足してもらえるようなサービスを提供することが難しくなり、陳列が乱れたりレジの待ち時間が長くなってしまうことがあります。そこで大原孝治氏は、小売業で働く人が少なくなっても消費者に満足してもらえる環境を作ることが重要だと考えました。

その考えから導入したのが、店舗で使用できる電子マネーです。購入金額に応じてポイントが付与され、それが買い物に使えるので消費者にはお得になります。店側にとってもレジの負担を軽くし、会計の流れをスムーズにすることが可能になるので、両方にメリットがあるといえます。導入費用には莫大な資金が必要になりましたが、大原氏は目先の利益だけでなく、10年先を見越した利益を考えることが大事だと考えています。消費者からも高い評価を受けて、電子マネーの利用率も上がっています。

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